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住宅ローンを組むとき、自己資金が無くても大丈夫?

資金計画 この記事は約 6 分で読めます。

不動産広告のチラシをみていると「自己資金0円で購入出来ます」と言う謳い文句が大きく踊っているものを、ちらほら見かけます。
一生に数回あるかないかの大きな買い物、住宅購入は自己資金が無くても本当に買えるのでしょうか?
また、住宅ローンは組むことが出来るのでしょうか?

「頭金」と「自己資金」は違うって、ご存知ですか?

ファイナンシャルプランナーと言われる、お金の専門家の多くは「家を建てる時は最低でも頭金を建築費用の2割は用意しましょう」と言っていますが、実はこれには明確な根拠があります。

家を建てるとき、多くの人は住宅ローンを利用することになりますが、個人が何十年も長期間に渡ってローンを利用すると言う点で、昔は民間金融機関にとっては『非常にリスクが高いローン』と言われていました。
そのため、国の機関である「住宅金融公庫」が、積極的に住宅資金を個人に貸出をしていました。
国の機関ですので、借入の条件や借入額の上限など、ルールがハッキリと法律で決められており、そのルールの一つが「融資額は住宅購入資金の8割」でした。
ですから、誰しも残りの2割は手元で用意する必要があったのです。 

今では逆に住宅ローンは、中小企業等にお金を貸し出すより、貸倒れのリスクが少ないと言われ、どこの金融機関でも住宅ローンに力を入れるようになっています。
「住宅ローン普及」という役目を終えた住宅金融公庫は、2007年に廃止されることになり、今はもう住宅ローンの貸出はしていません。

しかし今でもこの名残で、「頭金は2割用意しましょう」と言われているのです。
とは言え、最近の住宅ローンでは、住宅の価格を全額融資してくれる金融機関も沢山ありますので、必ずしも2割にこだわる必要はなくなってきています。

ところで、話の中で何度か出てきている「頭金」ですが、実は家を建てる際に必要になるお金は、土地や建物の代金だけではないのです。
土地や建物代金だけではなく、必ず「諸費用」が必要になってきます。

例えば、家を建てると、今より窓が増えてカーテンを買い足す必要が出てきたり、また今まで使っていた家具や照明などもサイズが合わずに買い替えが必要なケースも出てきます。
せっかくの新居だから新しく買い揃えたい、というご要望もあるでしょう。
そういったインテリア費用や、引越し費用ももちろん必要になりますね。

賃貸で引っ越しするときとは違い、家を建てる時には住宅ローンを借りるための手数料や登記にかかる費用や不動産業者に支払う仲介手数料など、住宅代金以外にも諸経費が必要になってきます。
その諸費用は、住宅代金の1割ほどかかると言われていますので、その費用も手元で準備する必要があります。

つまり、住宅の「頭金」と「諸費用」を合わせた金額を「自己資金」と言います。
ここまで話すと、住宅購入にはやはりある程度まとまった自己資金が必要な気がしてきますね。

自己資金無しでも借りられる住宅ローンもあるのです

では、実際に住宅ローンを組まれている方が、どれくらい自己資金を準備されているのでしょうか?
例えば郊外の一戸建てを3000万円で購入しよう、と検討し始めたとします。
そうなれば頭金は2割、諸費用1割、約900万円の資金を準備しなきゃ、でも、そこまで貯金を貯めるのに、一体何年かかるのかしら…?とても気が遠くなりそう。

「我が家には到底無理な話だわ…」と諦めてしまう人も中にはいるかもしれません。

銀行などの金融機関でお金を貯金していても、なかなか増えないこのご時世、本当にみなさんそんなに自己資金を準備されているのでしょうか?
確かに自己資金が多ければ、住宅ローンの借入額は少なくてすみますので、同じ金額の住まいを買う場合で比較をすると、その後の返済金額は少なくなり、負担が小さくなります。

しかし、現在では数多くの金融機関で住宅ローンを取扱っています。
住宅ローンの返済口座がそのまま電気代やガス代、カードの支払など日常生活の家計口座になる方も多いため、金融機関でもいろんな金利優遇のキャンペーンや、借入しやすい条件の住宅ローンを提供しており、住宅ローンの敷居は随分と低くなってきています。

名前のよく知られている金融機関でも、自己資金が無くても組める住宅ローンもありますし、「住宅ローンを利用している方はATMの時間外手数料がかかりませんよ」と言うような、便利なサービスが受けられるような金融機関もあります。

ただ、沢山ある金融機関に「条件のいい住宅ローンを探そう」と何度も足を運んで相談することは、とても労力のかかることです。
家づくりを相談する住宅メーカーには、ほとんどの方が住宅ローンを利用することもあり、住宅ローンに詳しい担当者は必ずいますので、包み隠さず相談してみてください。
きっと力になってくれるはずです。

住宅ローンは無理のない返済計画を

住宅ローンは、家族にとって数十年の長いお付き合いになります。
もし子供さんがいらっしゃったとしたら、住宅ローンが終わるころには子供さんも独立して新たな住まい探しを始めている、なんてことも充分考えられる、長い返済になります。

また、住宅ローンを借りると、必ず「団体信用生命保険」という生命保険にも加入します。
この生命保険は、住宅ローンの返済中に万が一、ご主人が亡くなられると言う不測の事態になっても、生命保険で住宅ローンが支払われ、家族には一切ローンが残らない、家族を守るための大切な保険です。
そんな保険ですが、保険料は金融機関が払ってくれるので、家計の負担は一切ありません。
なんだかとってもお得な気がしますね。

住宅ローンは「大きな借金」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
金利が低いとは言え、期間も長いため払う利息も大きな金額になってきます。ですから、無理をして借入することも、無理をして返済していくことも、どちらもあまり上手な借り方とは言えません。
昔と違って、住宅ローンは自己資金が少なくても充分組めるような世の中の流れになってきています。だからと言って、無いよりはある方が間違いなくゆとりがうまれます。

また、生活の中で住宅費は大きな割合を占めるものですが、他にも教育費や旅行などの娯楽費、マイカー買替費用など、いろんなお金が必要になるでしょう。
無理をして、返済が大変な住宅ローンを組んで他は全部我慢するとか、あるいは手元の自己資金を全部つぎ込んで、借入額は少なくなったけれど余裕の全くない生活になってしまったとか、それは家族が本当に願っている生活でしょうか?

住まい探しは、人生の中でも何度もすることではないかもしれません。
それだけに家族で将来どんな風に暮らしたいか充分に話し合って、素敵な住まいを手に入れてほしいものです。
その為にも、住宅ローンは無理なく返済できるプランを、専門家のアドバイスも交えて一緒に考えて後で後悔のない返済プランを考えていきましょう。

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